科目名: △心理統計法特論
担当者: 内山 敏典

対象学年1年 クラス[001]
講義室経・ビ院パソコン演習室 開講学期前期
曜日・時限火4 単位区分選択,選必
授業形態 単位数2
準備事項
備考

講義の目的・ねらい(講義概要)研究論文作成のために、研究目的に応じたデータ整理の方法と統計解析方法を初歩から学べることを目的に講義します。とくに、アンケート調査データおよび既存データ等の分析方法について講義します。
講義内容・演習方法(講義企画)心理系研究において論文作成をおこなう場合、当該の問題に対して、先行研究および自分自身の観察や洞察などから、まず仮説を立てることから出発しなければなりません。この仮説を検証するために、われわれは調査、実験、観察および検査等からデータを収集しなければなりません。この収集されたデータを通じて、当該の問題の仮説を検証するためには統計理論に基づく統計技法を必要とします。本特論では、心理系研究に用いられている統計技法を取り上げ、論文作成に利用できることを目的とします。
講義の方法としては、統計技法の理論についての理解力を高めるために、パーソナルコンピュータを利用し、計算例にしたがっての解説をおこないます。
評価方法・評価基準平常の授業への取り組み方とレポート(計量分析)とで成績評価をおこないます。
履修の条件(受講上の注意)授業でおこなったことについて、必ず復習することを履修条件とします。つぎの授業のときに理解度のチェックをおこないます。
教科書内山敏典『経済・心理・医療・看護等の教育のための ベーシック統計解析技法―電卓・Excel・VBAによる計算法―』晃洋書房,2008.
参考文献講義の過程で必要に応じて指示します。
特記事項(その他)本講義はデータとコンピュータを用いておこないます。
教科書のCD-ROMを利用します。